009 RE:CYBORG
お正月映画として
適当に見られるアニメとして選択したが
この選択は大きな間違いであった
適当に見られません。
とても複雑怪奇なお話であります
最後の場面がよく判らなくてネットで様々な解釈をしました
そして分かった事
信仰の無い者が神がどうの仏がどうのという物語を作っても
心に響くようなつくりには出来ない
一応学問的に宗教を学んだことがあるものとしては
あの最後の場面、散りばめられたセリフが一つにつながるかと思いきや
全然つながることのなく、バラバラなピースになっただけ
無理やりそれに神を位置づけた事
正義とはと考えた挙句
中二病炸裂な映画になったのだと・・・・
しかし見る価値はあると思います
何故かと言うと
石ノ森章太郎のアニメのメッセージ性はとても強く
触れてみたほうが良いと思う
手塚治虫より石ノ森章太郎のほうがノイローゼになるんじゃないかと思うほど
漫画を書きながら悩んでたんじゃないかと思います
相手をぶっとばして終わりじゃないんです